仕事終わって、さぁておみやの買出しと思ったら、ボスもついてくるって。さんざん一週間一緒にいたからもうええやろう~。と思うも邪険にできないので、一緒に行く。したら、しょっぱなからコーヒーブレイク。おおおおい!お店が閉まる前に買い物したいのら、あたいは!
そんな心の声も届くわけありません。
顔を合わせば、朝から晩まで四六時中しゃべり倒す。無言が嫌みたい。無言の趣深さを諭したかったが、やめた。しゃべりたいんなら、しゃべれ、しゃべれと、ほっといた。
帰国日の午前中は時間があったのですが、ボスが午前中何しようか?と誘ってきた。また一緒かよ~!最後の日だけは一人で過ごしたいと思ったので、やんわかとかわす。
I will take it easy tomorrow.
英語にも、Noとは言わずにやんわか濁す表現あるんですね!というわけで、情報収集し、行きたいところをみつる。SanAugsutinChurch。教会兼ミュージアム。世界遺産に指定されながらも、あまり観光客はいないとのこと。うってつけでしょ。
一人になってゆっくり考えたかった。考える場所がほしかった。
車で30分くらいのところにあったので、まずはタクシーのうんちゃんと値段交渉。価格の交渉が得意ではない私は、できるだけ交渉は避けたいところだったが、ぼられるのだけは嫌だ。勘弁。なので、お互いがWin-Winの状況まで交渉しようと挑む。予めホテルで相場を聞く。150ペソ前後だと。最初に提示されたのはかなり高い金額。200ペソ(約450円)以上は払わないぞと決意する。うんちゃんは、ガソリン代が高いからとか、市内まで戻らないといけないからとか理由をつけるが、無視。ベイエリアを通りたかったので、そのリクエストと観光案内をつけて200で決着。
そして、着いたわSanAugsutinChurch。75ペソを払い中へ。案の定誰もいない。古い教会の一部をミュージアムにし、構造はフランスはモンサンミッシェルと同じ。回廊があり、中庭があり。昔は修道士の部屋と思われる空間に、絵画や、衣装、写真、漆器!?などなどを展示。たぶん絵画は凄いと思う。誰かがウエブでコメントしていた。ダビンチコードの世界だと。タガログ語がでてくるのかな?ダビンチコードに。それも合わせて考えると、SanAugsutinChurchはダビンチコードの世界そのものだって。ようわからんが。まあわたしゃそんなのには興味なく、ただただ考えたくて行ったので、それらはスキップし、建物の空気感を味合う。
建物に隣接した庭がありちょっと足を伸ばしてみる。周りは倒壊しかかってる建物の跡らしきものがあった。吸い寄せられるように外にでてみた。庭師がいたので、話をしてみた。
「この壁なんで壊れてるの?」
「第二次世界大戦の時に壊れたんだよ」
「そんな前に・・・。」
「アメリカ軍の攻撃で、もともと教会の一部だったんだけど、倒壊しちゃったんだ。」
「・・・・・」
「日本軍がいたんだよ」
「日本軍?」
「日本軍が立て篭もって、アメリカの攻撃を受けたんだよ」
「・・・・。」
日本兵がここにいたんだ。今はきれいな庭園になって、青空の下、鳥や蝶が飛び交うのどかな空間なのに・・・。60年前の出来事。
庭園にベンチがあったので、そこに座ってひと時を過ごす。
写真も撮れるこの教会、撮りたくて撮りたくて仕方がなかった。カメラ持っていかなかった私ってどうよ!何やってんの私!ですよね。出発するとき迷ったんです。持って行くかどうか。重いからあきらめちゃった。庭師に言われました。
「また来ればいいじゃない」
そうだよね。また来ればいいんだよ。この一言で、腹の中の全てがおさまりました。
ちなみに、帰りのタクシーは一発150ペソでOK。心に余裕ができると、全てに余裕がうまれるみたいです。
参考:サン・オーガスティン教会とその周辺イントラムロスを取り上げたブログ(写真)です。ご参考までに。