映画・テレビ

2013.06.14

ラストシンデレラ

今せっせと別のブログを立ち上げ中で、こちらがおろそかになっている昨今(笑)。

相変わらず毎晩ドラマばかり見ています。最近眠りが浅いんだか深いんだか、2時間寝て、1時間撮りだめしたドラマを見て、2時間寝てというのを繰り返している。

「ラストシンデレラ」。篠原涼子さん、藤木直人さん、三浦春馬さんが出ていて、最初の数話はつまらなくて仕方なかった。だんだんおもしろくなってきて、ついにはまった。昨日は2回連続で9話をみてしまった(笑)。申し訳ないけど、そこまで上手とは思えない演技の篠原涼子と藤木直人。なんだけど、いいのよ~。きゅんきゅんする。藤木さんってかわいそうかな、同年代の西島秀俊さんと比較され、あまり良い評価を得ておらず、これから大丈夫??という扱いを受けているのですが、今回のはまり役をみて、よかったなって、他人ではあるけどほっとした。

脚本もさ、特に昨日の回は、無理やり的な感じがすごいしたけど、それをもカバーする力がこのドラマにはある。無理やり・ばらばらが一緒になった時、ベクトルが合えばとんでもないパワーを放つ感じ。それぞれの不器用さが、観るものを虜にしているんだろうな~。来週の最終回が楽しみ!

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2013.01.24

遅咲きのひまわり

昨年末終了したドラマの「遅咲きのひまわり」が最高によかった。生田斗真さんと真木ようこさん、他素敵な面々が出演しているのですが、四万十を舞台にした若者が人生について考えるドラマ。ぶっきらぼうなせりふなだけに、出演者と四万十という環境が色をつけていかなければならず、回を追うごとにそれが魅力あるものに変化して、最後のシーンは実にすばらしいものとなった。

お互いに秘めた思いを持っていた若者二人が四万十と東京と離れて暮らすことになり、東京タワーのクリスマスツリーの写真を送ってと彼女に頼んだ彼。実は彼、サプライズで東京に来ていて、東京タワーで鉢合わせたのであります、

「何しに来たの? 」「 あいに 」「 誰に? 」「 お前だよ。 」「 なんで? 」「 会いたくて。 」「 私も会いたかった。 」 

東京タワー(ツリー)をバックにまぁ、5WH的な基本の会話をするわけですよ。なんてことはない、What? Who? Why? って聞くだけ。言葉の羅列を見ていたら、なんの感情もわかない。けど、今までの流れと、この二人が演じる事によってそれはそれはスイートなセリフになる。そしてこの直後にちゅってすると思いきやツリーをバックに写真を撮り始め、な~んだと思っていた矢先にちゅ~って。ミスチルの常套句の曲にのって涙ちょちょぎれものです。見終わった後このシーンを10回ほどみて、そのあとも余韻にひたるべく、毎日みていた(笑)。真木ようこさんというより、生田斗真氏の演技がすこぶるのっている。超自然な感じに感動しつつ、魅せ方も知っていて、にくいわ~。ジャニーズもやりよるな!とても良い作品に出逢えて私は心がほっこり、幸せ気分を味わっていた。

そして、また始まった数々の新しいドラマ。もう、いくら時間があっても足りない。

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2012.02.24

早いもので一年が経ちました

チチの命日です。1年は早かったな。あっという間だった。たくさんの人に支えられた1年でもあったし、改めて当時の事を思うと、一つ一つの事が鮮明に思い返される。1日1日ではなく分単位の記憶が。ハハから危篤の連絡を受け、すぐに身の回りの整理をして会社のビルを出ようとした時にまた電話が鳴り、間に合わなかったと連絡を受ける。その瞬間のエスカレータに乗って妙に冷静に話しているハハと私がいたこと、外は曇りのち晴れだったことなどなどが全て記憶に残っている。なんでそこまで覚えているのか・・・。そこからは怒涛の日々の始まり。初七日も過ぎて落ち着いた矢先の東日本大震災。43階のビルの22Fの中でずっと揺れながら頭をよぎった様々なこと。日常が日常ではなくなった瞬間。自分はそこにいるんだけど、遠いところで現実をみているような感覚の毎日だった気がする。

転職して、結婚して、あの当時とは全く違う状況にいるけど、当時感じたことは忘れないと思う。

明日はビールとMarlboroを持ってお墓参りに行ってきます。

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2011.06.15

川の底からこんにちは

最近は邦画がおもしろく感じる。「川の底からこんにちは」は、しじみ加工の工場の社長が入院し、その工場を急遽継ぐことになった若い娘が繰り広げるどたばた劇。やる気も人生に対する希望も何もない娘。けど、面倒くさい事を全て受け入れ、「がんばるしかないじゃないですか」、「しょうがないじゃないですか」と前向きなんだか、そうでないんだか、脱力感がいっぱいのところが心地良い。最近将来に希望を持てず、期待せずに生きている若者を象徴しているかのようだが、そういう若者も今ある中で精一杯やっているんだなと。派手な演出はないけど、シュールな笑いを提供してくれ、かつ泣ける。工場の社歌を聞いたら抱腹絶倒+感動を一度に味わえる。好きだな~、こういうの。

※木村水産社歌

上がる上がるよ消費税
金持ちの友達一人もいない
来るなら来てみろ大不況
その時ゃ政府を倒すまで

倒せ!倒せ!政府!

シジミのパック詰め
シジミのパック詰め
シジミのパック詰め

一度や二度の失敗と
駆け落ちぐらいは屁の河童
駄目な男をすてられない
仕事は基本つーまらない

中の下~の生活

所詮みんな中の下~

楽しいな~

楽しいな~

中の下中の下どうせみんなたいした人生じゃないしはなっから期待してませ~ん

シジミのパック詰め
シジミのパック詰め
シジミのパック詰め

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2010.12.09

ボーダー、ドニーブラスコ、ブレーブ、人-Color、そしてナンパ♪

アルパチーノとロバートデニーロの組み合わせ。これ最高じゃありません?「ゴッドファザー」を連想するって?「ヒート」?いや、「ボーダー」を見ました。内容はまぁ、置いといて(笑)、アルパチーノを見ているだけで幸せでした~。このしゃがれた声にこの雰囲気。老いてはいるけど、素敵っ♪ボーダーを見たらなぜか、「ドニーブラスコ」をもう一度を見たくなった。邦題は「フェーク」。ジョニー・デップにマーロン・ブランドのコンビ。フェークは傑作です。このコンビ、「ドンファン」や「ブレーブ」でも競演。恍惚な世界観が妙に好き。とはいえ、スプラッターと頭がイカれた人の映画です~(笑)

Border

Donnie_brasco


The_brave

Donjuan


この間FNS歌謡祭を見ていたら、福山雅治さんの歌にはまった。個人的に好きじゃない人。楽曲の軽さが好きになれないし、ドラマみても、はぁ・・・・、って感じの人だけど、「人 Color」の詞が凄くよくってね(1番だけ)。世の中には苦労をして、失恋をしてそれを経て感じたものを表現する歌はごまんとあるけど、これね、絶好調の人が書いている詞だから、実にすっきりしていて。悩むとか苦労とかが大嫌いな自分にとっては「Go at the flow」的な詞が響きました。ちょっとだけファンになりました。


ビルに入っているスタバにかわいい子がいて、ナンパして今日ご飯一緒に行っちゃった(笑)まだ大学生の彼女は、コーヒーを買いに行くたびに和ませてくれる。来年卒業でスタバも卒業してしまうからこれは行っとかないとと思い♪優秀な彼女はこの就職氷河期のなかさっと就職先を決め今はバイトを一生懸命やっている。一回り年下の子とのデート、楽しかった♪

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2010.06.11

ガマの油

最近すごいですよ。頭いってぇ~なって思った1時間以内に雨が降る・・・。この間晴れているのに、頭がガンガンしてへばっていたら、急にあたりは暗くなりゲリラ豪雨(笑)。すげぇな、わたし(笑)

そんな事はどうでもよくって、最近映画のお話をしていなかったなと思い。

あまり評価よくなかったけど、私の中では「ガマの油」っていう役所公司さん監督・主演のはちゃめちゃファンタジーがよかった。「どんなもんじゃい~」が口癖の役所公司演じる親が、息子の死を受け止めるまでを描いた作品。なかなか受け止められず、子供の頃にみたガマの油売りを伏せんに、こっちの世界、あっちの世界、夢の世界とまぁ忙しい映画ではあります。正直やりすぎな感があるので、普通の映画としてはあまり良いとは思わないけど、映像美だったり、ファンタジーの描き方のうまさだったり、悲しみを乗り越える時は、わっはっはっ~と笑い飛ばす人生観に共感をもった

人間生きてりゃ悲しいこと、特にこの映画は息子の死を取り上げているけど、悲しいことは楽しい事の数だけあるわけで、悲しいことでふさぎこんでいても誰も喜ばない。だったら、楽観的にやり過ごせばいいのである。ただ、悲しかった事は悲しかった事として記憶に残す、これが大事。辛気臭さがまるで無いこの映画、いいね~。

ラストのもろファンタジーの世界は、ティムバートンを彷彿とさせるシーンで、そのシーンを見るためにこの長いストーリーがあったんだと、でもこのラストがあったから全てが救われた!って思いにさせられた。

それと、「沈まぬ太陽」は、最高の作品でした。山崎豊子さんの作品が大好きな私は、もちろん沈まぬ太陽の主人公の恩地元が大好きで、映画でみるのを待ち遠しくしていた。実に丁寧に描かれた作品。そして原作に忠実に描かれた完成度の高さにこれまた心を打たれた。

どちらも必見でごわす。

Gama_3

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2010.03.21

Before sunrise/Before sunset

久しぶりに見たくなった映画は、「BeforeSunrise(恋人までの距離)」と「BeforeSunset」。1995年にBeforeSunrise(恋人までの距離)が公開され、その続編として2004年にBeforeSunsetが公開された。監督も出演者も変わらず。イーサンホーク、ジュリーデルピー主演の監督はりチャードリンクレイター。

BeforeSunriseは列車の中で出逢った男女二人がウィーンで途中下車して翌日の朝までを、BeforeSunsetは9年後に再会した二人が夕方までの数時間を過ごす様子が描かれている。ワンシーンがとにかく長い。自然な会話がドキュメンタリーをみているかんじ。男女二人の会話で成り立っている。逢った瞬間の紡ぎだされる会話のたどたどしさ、だんだん馴染み、盛り上がっていく一体感が実にうまい。これって続編と合わせてシリーズで観るのが効果的。続編で再会し、逢っていなかった9年間を埋めた後にジュリーが歌を歌うくだりが最高。泣ける。まるで自分の事として感情移入してしまう。胸キュンを超えて、ドキュンです。

なんてことはない映画なんですが、なんていうかな、そのシンプルさがたまらず心を討たれる。妙な演出なんて何もないんです。ただ、ウィーン、続編はパリという風景のすばらしさがあるだけ。それを演出と言っていいものか・・・。

Anyway,すばらしい映画の一つです。イーサンホーク、ちょーかっこいいです!

Before

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2010.02.04

あの空を覚えている

あの空を覚えている

いやぁ、実によかった。ジャネット・ケアリー原作の児童文学を映画化。
竹野内豊さん、水野美紀さん主演の家族の物語。小さい子を亡くした家族の姿を描いた作品なんですが、
なんせ子役の二人が最高。娘役を演じた吉田里琴ちゃんが最高の演技でした。天真爛漫、元気、天使のような娘。
映像から入ってくる彼女の声、彼女の動き、彼女の表情一つ一つが躍動的で、まるで現実ではないものを観ているよう・・・。
そして、息子役の広田亮平くんの演技に後半は泣きっぱなし。

こんな映画があってもいいのかな?
いや、こういうのを映画っていうんだろう・・・。

Anosorawo

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2009.12.29

週末、そして今年の映画・ドラマ

週末は実家に帰って久しぶりに近所のおばちゃん達とあーでもない、こーでもないと話す。クリスマス明けではあったけど、ターキーを焼いて遅めのクリスマスディナー!5キロのターキーをオーブンで丸焼き。おいしいグレイビーも取れ、いい感じ。ターキー自体はあまりおいしいとは思わないけど、季節料理ということで!やっぱ、実家に帰るとおいしい料理がたくさん、うれしいっすね!また来年もよろしく!

今年もいっぱい映画を観て本を読んだどぉー!映画は100本くらいかな、本は週1ペース。映画は、「ファッションが教えてくれること」、「おくりびと」、「クライマーズハイ」、「マンデラの名もなき看守」、「グラントリノ」、「ムーン」、「おとなり」がよかったすよ。この「おとなり」っていうV6の岡田くんと、麻生久美子さんの作品がたまらんほどにキュンとなって、ボロボロきました。

映画もおすすめですが、NHKかどこかでやっていたドラマは「空飛ぶタイヤ」。中村トオルさん主演の、トラック事故をめぐる大企業と中小企業の争い、リコール隠し、個人の正義をかけた戦い、それに埋もれていくもの・・・みたいな。実に良くできていた。何年か前ダイアモンドの会社のトラックが火をふいた事件がありましたが、それがモデルになっていると思われる。原作を読んで、感銘を受け、映像でみたらどんなものだろうと思い、みたのですが、すんばらしかった。日本を揺るがしかねない問題について、いろんな角度から取り上げているんです。

そんなわけで来年もいっぱい観て、読むぞ!

本については、読んだらすぐに内容を忘れてしまうみたいで、読んだ本のタイトルをながめてもストーリーが思い浮かばない・・・。なので、おすすめはありません(笑)♪

以上

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2009.12.14

映画「ファッションが教えてくれたこと」

ファッションが教えてくれた】ことを観に。

米国Vogue誌の編集長のドキュメンタリー。20年間Vogueの編集長を勤めているアナの敏腕ぶりをのぞかせている。洋題は、【SeptemberIssue】というんですが、その名の通り9月号を作るにあたっての紆余曲折を校了まで追った作品。9月号っていうのはとにかく気合が入って分厚いんです。目玉号。ちょうど映画で取り上げた2007年9月号の記事を書いていたので参考まで。シエナミラーの表紙が光っています。

映画、みていて気分良かった。強い女性が、「私は後ろを振り向かない」って言って、一刀両断、決断していく様は。パワーをもらって、いっぱしやってみようかなっていう気にもさせてくれた。めっちゃ前向きになれる(笑)そして、アナ然り、CreativeDirectorのグレイス(女性)然り、欧州出身なんです。やっぱりそうなんだよね~。こういう飛びぬけたCreativeなことってアメリカ人は難しいよね~。アナもグレイスも60歳を過ぎながら現役でバリバリ活躍。なんだか私も前を向いて駆け抜けたくなった。

ということで、決めた。お正月はシンガポールだぁい!(映画とどうリンクするかはわからんが、まぁ、あんま深く考えず!!)

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