アマンプロ滞在@フィリピン
マニラに一泊し、マニラから1時間ちょっとのところにある周囲5キロほどの島を目指す。国際線から外れた掘立小屋が並ぶ国内線から発着する専用機に乗っていくのですが、まぁ、その専用機たるもの、心もとない(笑)。駐機している時は、コックピットの窓からホースをつなぎ冷気を入れ客室を涼しく保ち、15人乗りの客室とコックピットとの境は何もない。飛行機嫌いにはあまりにも過酷だが、仕方ない。これに乗らないとたどりつけない!
目指すはパミリカン島にあるアマンリゾートはアマンプロ。島はそのリゾートしかなく、従業員200人と宿泊者だけの、まわりをサンゴ礁に囲まれた小島。40棟のお部屋があり、施設は島のあちらこちらに散らばっている。一組ずつゴルフカートをあてがわれ、滞在中はそのカートに乗って移動。なかなかスピードが出て怖いけど、これがないとどこも行きたくない(笑)。お部屋はビーチカシータ。部屋を出てすぐビーチ。お部屋からもビーチを眺めることができる。部屋でまったりするのもいいし、ビーチでのんびりするもよし、今回も3冊くらい本を読む気満々で行ったが、しかし、そうはいかなかった(笑)。とりあえず無料のアクティビティーをやれるだけやるぞ!と意気込み、気がついたら、朝の林の中でのヨガに始まり、シュノーケリング、アフターヌーンティー、天体観測と・・・結構忙しかった(笑)
今回のハイライトはシュノーケリング。初体験の私は何がなんだかわからない中、ボートでポイントまで行き、口で息を吸うという説明だけで海へドボン。そして、ウミガメと一緒にスイミング。なんともかわいらしく、そしてシュノーケリングの楽なこと、楽なこと。泳ぐことがこんなに楽なんて!と一瞬にしてはまる。そして、ポイントをかえ、お魚がたくさんいるところでもたわむれる。めちゃくちゃ堪能し、大満足。次の日は午前ガイドあり、午後はガイドなしと2回もシュノーケリングした。私がガイドさんと同じスピードで進むのをみて、相方が必死でついてきたらしいことを後で告白される(笑)。私、泳ぎ得意だから(笑)。いやぁ、背中に日焼け止め塗っていないのも気にせず、思いっきり長時間シュノーケリングしてましたわ。こんなエコなレジャー、最高じゃない!!
天候にも恵まれ毎日夕日を見ることができた。日によって全然違う色を放ち、地平線に沈む夕日を時間を気にすることなくゆっくり堪能。夕日を見ている時間がなんとも平和で、「アマン」の名前の由来もしっくりくる。アマンとはサンスクリプト語で「平和」を意味するそうな。
ご飯もおいしくないわけがなく楽しんだ。ベトナム料理とかスペイン料理とかあるのですが、メインのクラブハウスのトムヤンクンと肉に最終的には落ち着く。おいひかった~。デザートのハロハロも巨大でおいしかった。そして、思った。アマンに滞在するときは、食事がついているパッケージがある時に行った方がいい!普通に食べたらアマン価格、高い(笑)。缶ビールが1000円ですからね。日本のホテル並(笑)。
アマンプロのスパはすごく充実していると思う。良い立地にスパ施設があり、他のアマンだったら客室と同じ形のお部屋をスパにしているところ、ちゃんとしたスパ独自のコンセプトの建物があり、お部屋も何か所かあり、ここはスパのニーズが結構あるんだと伺いしることができる。そして、施術もすばらしい。
何はともあれアマンのサービスは抜群で、GMも料理長も必ず名前で呼んで挨拶してくれるし、出かけている一時間程の間にハウスキーピングがちゃんとされていたり、こうしてほしいなということを全部やってくれる。そして最終日、ご飯食べて部屋に戻ると「Amanjunkie」と書かれたTシャツがおいてあった。Amanにはまってしまった人の事をアマンジャンキーと呼ぶのですが、1年半の間に4か所アマンを回ればアマンジャンキーと呼ばれてもいいのかな?(笑)。
今のところ、インドネシアはボルブドゥールにあるアマンジヲを私はおすすめします。素人目からしても素晴らしい建築だし、ボルブドゥール遺跡との融和が絶妙で、空気感がとにかく心地よい。そしてスタッフの方も素晴らしい。今回行ったアマンプロが子供連れ家族にもおすすめなところだとしたら、アマンジヲはリタイアカップルに良い気がする。あくまでもイメージですが、激動の歴史を経た今、そこに流れる「悠久の時間」の感覚が何か、神々しいものに感じ、そこにいるだけで心が落ち着く。そういう静かに流れる空気を感じられる人、感じたい人にとてもおすすめ。
アマンを巡る旅もいつまで続けられるかはわからないけど、行けるチャンスがあったらまた違うアマンも訪れたいと思う。
マニラからはこれに乗って

飛行中のコックピット
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