遅咲きのひまわり
昨年末終了したドラマの「遅咲きのひまわり」が最高によかった。生田斗真さんと真木ようこさん、他素敵な面々が出演しているのですが、四万十を舞台にした若者が人生について考えるドラマ。ぶっきらぼうなせりふなだけに、出演者と四万十という環境が色をつけていかなければならず、回を追うごとにそれが魅力あるものに変化して、最後のシーンは実にすばらしいものとなった。
お互いに秘めた思いを持っていた若者二人が四万十と東京と離れて暮らすことになり、東京タワーのクリスマスツリーの写真を送ってと彼女に頼んだ彼。実は彼、サプライズで東京に来ていて、東京タワーで鉢合わせたのであります、
「何しに来たの? 」「 あいに 」「 誰に? 」「 お前だよ。 」「 なんで? 」「 会いたくて。 」「 私も会いたかった。 」
東京タワー(ツリー)をバックにまぁ、5W1H的な基本の会話をするわけですよ。なんてことはない、What? Who? Why? って聞くだけ。言葉の羅列を見ていたら、なんの感情もわかない。けど、今までの流れと、この二人が演じる事によってそれはそれはスイートなセリフになる。そしてこの直後にちゅってすると思いきやツリーをバックに写真を撮り始め、な~んだと思っていた矢先にちゅ~って。ミスチルの常套句の曲にのって涙ちょちょぎれものです。見終わった後このシーンを10回ほどみて、そのあとも余韻にひたるべく、毎日みていた(笑)。真木ようこさんというより、生田斗真氏の演技がすこぶるのっている。超自然な感じに感動しつつ、魅せ方も知っていて、にくいわ~。ジャニーズもやりよるな!とても良い作品に出逢えて私は心がほっこり、幸せ気分を味わっていた。
そして、また始まった数々の新しいドラマ。もう、いくら時間があっても足りない。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント