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2012.11.20

青海南埠頭公園の夜景

新しいカメラがやってきた。NIKOND800 。なかなかの代物であります。ずっと、NIKONユーザーだったので、使い方はへのかっぱと思っていたが、しかし、一筋縄にいかない。ここは気合をいれて、しっかり説明書を読もうと思う。だがしかし、その作業に及ぶまでまだまだ時間がかかるだろう。というわけでふと思い立ち、台場のDiverCity行きがてら、青海南埠頭公園からの対岸のキリンの夜景を撮影しにいくことに。もちろん新しいカメラではなく、今までのD90を携えて。

 

ここは、色々なドラマの撮影に使われているところで、最近では吉高由里子さんと萩原聖人さんのドラマで出ていました。誤算だったのが、対岸のキリンは稼働していればいいのですが、行ったのが21時くらい、人々はもう仕事を終え帰っていますよね。ということで電気が消え、なんとも腑抜けな感じ。だがしかし、ただでは帰りませんよ、わたくし。ふと公園の横をみたら、Evergreenのコンテナターミナルが。そしてまさに船への荷積みをしているところではありませんか。三脚をもって、色々と試しながら撮ってみた。東京にはこういう夜景のきれいな場所がいっぱいある。どんどん見つけて出没したいと思う。



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2012.11.13

負けて勝つを観て

TVっこ、昨日は体調悪いこともあり外に出るのをやめ、15時間程TVをみていた。撮りためたドラマとドキュメンタリーをひたすらみる。至福の時間。その中で、「負けて勝つ」という吉田茂氏を題材にした、渡辺謙さん主演のドラマが、実にはまった。戦後、GHQに占領された中、日本人としてのアイデンティティーを持ちながら進めた外交にスポットをあてた、ドラマティカルな作品。戦争には負けたけど、戦後は勝つんだという強い意志を持ちながらすすめた政策は、当然物議をかもすものであったり、当時は理解に苦しむものであったりするが、戦後70年経とうとしている今は常識となっているものばかり。日本国憲法、その中の憲法9条、日米安全保障条約など。家族人としては褒められた人物ではなく、引き際を見極めなかったから最後はとんでもないことになっているけど、それが吉田茂なのかと納得させられる。

個人的に白洲次郎氏が好きなので、白洲次郎役の谷原章介さんに注目しみていたけど、なんか違うかも・・・と思いながら、でもでも、白洲さんのフィクサーとしての活躍がクローズアップされていたのを嬉しく感じた。

現在2世や3世と言われている政治家、麻生家・鳩山家も出てくるのですが、2世、3世と言われている人たちの台頭を嫌う人がいるけど、私は個人的にはありかなと思っている。脈々と受け継がれているものがあってもいいと思うし、生まれながらにしてその世界に触れているわけだし、2世だ、3世だからと言ってたやすく成功するものでもないしね。たたき上げと受け継がれる者両方あっていいと思う。歌舞伎だってそういう世界だし~。ってなかんじ。 

 

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2012.11.02

オレゴン州はポートランド

ポートランドの本社出張はサミットへの参加のため。全世界に散らばっているチームが一同に介し、65名程でみっちり4日間。会議に4日間って普通ありえなく、私は一日目から心が折れ、集中力0状態に陥るのですが。今回は外部にファシリテーターをお願いしていた。ファシリテーターというのは、会議の準備と進行をする人です。我々の仕事内容をよく知らない人たちが、会議の内容を決め、すすめていくのです。仕事内容がわからないとはいえ、実に見事に場をまわします。そして、レコーディングプレゼンテーションと言って、議論される事を大きな紙にどんどん記録していきます。記録する内容も実にシンプルにカラフルにイラストつきでまとめてあり、その素晴らしさに圧倒される。一体何について、どういうアプローチで、どう進めればいいのかも明確にしてくれ、実にわかりやすい内容。いやぁ、こういうファシリテーターがいたら会議も全然つまらなくない。そして、最終的には、自分たちの進むべきゴールと、会社の性質からストーリーテリングということに重きをおいた。話をするときに、ストーリーを汲み込んで伝える。商品一つ一つにストーリーがあるように、人にもストーリーがある。一つ私が気に入ったストーリーがあるのでご紹介を、

グローバルのビジョンをノーススターと呼んでいます。北極星。それをチームの人が、ハワイの言い伝えにたとえました。ハワイの人は、親指と小指を立て、アロハのジェスチャーをします。その元になったのは道に迷った時のサインだそうです。道に迷ったら、親指を立て北極星に向け小指を直角に伸ばす。それが道しるべになると。だから、私たちも自分が迷ったり、わからなくなったら、ノーススターをみつければいいんだと。ノーススターが我々のビジョンだから。私は感動しました。ストーリ―テリングに関しては私は全然できないけど、彼らに刺激を受けて自分なりのストーリーテリングを見つけたいと思う。

そして、今の日本の社長は前ドイツにいて、今回来ていたドイツ人元上司だったということがわかり、私とドイツ人とでノーススターを探す時のポーズで写真をとり、社長に送ったら、社長から、同じポーズで撮った写真が返ってきた。おちゃめすぎる社長。

まぁ、グローバルな集まりと言っても本社30名、ヨーロッパ25名、アフィリエイト5名、アジア2名というバランスの悪い人数で、アジアはこれからだなというかんじでした。この中でRewardということで賞をもらえたりするのですが、みんなの推薦なんです。私は一人で動いているので推薦なんかされるわけもなく、それを考慮に入れてか、会議の中で日本がどれだけがんばっているかっていうことを、先ほど紹介した社長とCFOがメッセージとして送ってくれ、みんなの前で発表してくれた。一年間とりあえずがんばってよかったなって、報われた瞬間だった。

そして、女性として実に素晴らしい人に出会えたことにも感謝。お子さんが高校生なので、それなりの年だと思うのですが、アメリカ人にしては珍しくとてもセンスが良く、めちゃくちゃ気遣いができる。分け隔てなくいろんな人と話をし、いつもそこに笑いがある。存在そのものが魅力的なんです。素晴らしい。そして、ヨーロッパの人たちと一晩カラオケに行ったら翌日から良い感じ。ヨーロッパの人たちってそういうコミュニケーション大事にするのねと思った。

とにもかくにも、この会社に転職して、日々学んでいるなって実感しています。決して楽ではないし、正直つぶれるわ私~って思うこともしばしばだけど、素晴らしい会社に属しているんだなと、こういう機会を通して改めて感じた。らっき~ですね。

買い物に行った時に川岸からとったポートランドの橋。

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ランチクルーズに行った時の束の間の晴れの様子

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会議の様子

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