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2006.12.11

メトロに乗って

浅田次郎さんの本が続々と映像化され、立て続けに観てみたのですが、なかなか好きかも。Always3丁目の夕日を観に行った友達があまりよくなかったと言っていたので、さして期待しなかったけど号泣している自分がいて、とっても心が温かくなった。第二弾も決定したみたい。東京タワーの建設が伏せんになって、展開してく話。随分長い間、東京タワーは人々の暮らしを見下ろしているんだな~。

そして地下鉄に乗って。これね、ぐっときましたよ。現代に行きる堤真一が地下鉄に乗ると昭和39年にタイムスリップし、小さい頃の自分や、大嫌いな父親、今の不倫相手を身ごもっている母が、その当時どう思って生きていたかを間近に感じることで、自分自身を見つめなおす、そんなストーリー。時代を行き来してのストーリ展開。戦後の生きることに全力を注いだ時代と、生きることへのエネルギーがあまり見られない現代とのギャップを感じながら、過去と未来をつなぐ人とのやりとり、それに何にも増して愛の形というのはどの時代でも変わらないなっていうのが痛烈に分かる作品。あまり話すとネタバレになっちゃうけど、堤真一の母親のずっと持っているであろう深い後悔と、不倫相手を演じる岡本綾の気丈な切ない選択が、ずっと残るんです。話としてさしてクローズアップしない分、余計に残るんです。脇役あっての作品です、これ。

Metroninotte

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